県外留学後、子どもたちにいつでも佐賀に戻っておいでと言えるような土壌を作りたい

岩楯 忠介 さん、愛久美 さん

岩楯 忠介 さん、愛久美 さん

東京都伊万里市

  • 移住種別Iターン
  • 移住の時期2017年
  • お仕事ライター、イラストレーター

伊万里市に決めた理由

子供が小学校に上がるタイミングで家を住み替えようとしたが、東京は高かったり近隣が密集したりして、その周辺(長野県・千葉県など)になると、これまで縁がない場所なので子育てするには躊躇した。
お互い仕事はフリーランスなので、仕事の場所はどこでも良いのではないかと考え、この際、妻の実家がある佐賀県に住むことにした。
現在の仕事の9割は東京で、仕事がある際は期間をギュッと絞って打合せ等を入れるので、東京にいた頃より楽しく効率よく出来るようになった。佐賀は福岡へのアクセスが良いため、九州佐賀国際空港や福岡空港など、用途によって使い分けできるのも魅力。旅費もそんなにかからないので、旅費を考えても佐賀での生活費の方がかからない。
特に不便を感じることもなく、むしろ佐賀の空港に着いて広大な平野を見てホッとする自分がいる。
ただ、どこに行くのも車が必要なので、免許を取ってからくることをおすすめしたい。

佐賀に来て感じた子どもたちの変化

東京だと子どもがいると周囲に気を使って迷惑をかけてはいけない、騒いではいけないということで、静かに家で遊ぶことが多く、外で遊ぶことは少なかった。
親もどこかに子どもたちを連れて行きたいと思っても、どこに行っても人混み、何をするにも並ぶことが多く億劫になってしまい、なかなか出かけられなかった。
佐賀は自然がとても多く、子どもたちも外でのびのびと遊ぶので、それを見てまた出掛けたくなる。
子どもたちも「佐賀に来てお出かけが多くなったね」と、とても楽しそうにしてくれる。

佐賀で子育てをして

移住をし、自分自身も不安なことはこれからの子どもたちの進学。
教育は大切なので子どもたちには勉強をしっかりして欲しい。
子どもたちが大きくなったら【県外留学】(若い時に佐賀県を出て、都市部や海外、他県等で様々な経験をし、数年後に佐賀に戻ってくること。外に行くことは、色々学んで来るポジティブな意味がある)をしてほしい。
佐賀で生活をしている私たちも子どもたちが県外留学後、いつでも(佐賀に)戻っておいでと言えるような土壌を作りたい。

公開日:2017年09月30日
インタビュー一覧に戻る
このページの上部へ