実際に住んでみて感じた佐賀の人情と自然
山本 裕一郎 さん
20数箇所の転勤を経て→神埼市
- 移住種別Iターン
- 移住の時期2007年
- お仕事本格 食パン・コッペ「ソラパン」
神埼市に移住を決めた理由
現在の仕事を始める前は自衛隊に勤務していたため、日本全国各地に転勤し30箇所程度、さまざまな町に住んだ。佐賀に住むことになったのも転勤で、はじめは全くどんなところかわからなかったけれど、実際住んでみて人情と自然の良さを感じた。
佐賀の人はよそ者をよそ者扱いせず、「どっからきんしゃった~」と温かく迎え入れてくれる人が多かった。ご近所付き合いも楽しく、気が付いたら玄関先に野菜が置いてあることもある。
ある時、吉野ヶ里を歩いていて虹が端から端まで見えた。いままでそんな景色を見ることがなかった。佐賀の人は当たり前と感じている景色で、佐賀の広大な土地、自然がとてもきれいでここにずっと住みたいと思った。
移住してよかったこと
自身も親が転勤族だったため、ふるさとと呼べる場所がない。定年後は転勤で住んだことのある地域でよかったと思えた場所に定住をしようと考えていて、子ども達にふるさとと呼べる場所を作ってあげたいと思っていた。
自身の中で当時の仕事をやりきり一区切りしたところがあり、終の棲家としてここで生きていく覚悟、好きなところに住める喜びが出来た。
何も知らない、転勤で来た思い入れもない場所がずっと住みたい、離れたくない場所へと変わり、ここ神埼市に移住し、仕事を変えた事、子ども達にふるさとと呼べる場所を作ってあげられた事を心からよかったと思っている。