大自然の中で不便を楽しむ生活を満喫!

interview 33
2019.9.28 UP

古川 陽進 さん 

 

佐賀県へ移住(Uターン)したきっかけ

生まれ育った唐津には愛着があることも理由の一つだが、九州のアウトドアが遅れていることが気になった。アウトドアを生業にされている方も少ない。福岡の方も「佐賀にこんなところがあったんだ!」と驚かれる。沖縄まで行かなくても唐津でできる遊びがたくさんある。もっともっと佐賀のアウトドアを開拓したいと思ってUターンを決意した。

 

移住に際し不安などは無かったか

仕事に関してはまだ関東周辺に比べたら佐賀はアウトドアツアーという遊びの文化も定着していないため、アウトドア1本で食べていけるかの不安はある。20年ぶりの故郷のため、昔の知り合いも県外にいたりしていて、人脈はほぼ一から。ただ、子供たちが唐津に住むことを楽しみにしていてくれたのが救いになった。

 

移住してからの暮らし(移住前との変化)

まずは家探しが苦労した。足を使って探し、理想のロケーションで見つけた築90年の古民家は、15年も空き家のままで家財道具も残った状態。ただ、協力的な大家さんと家族全員が気に入ったため購入を決意。屋内の片づけや外壁の塗装、森みたいになっていた庭の木を切って毎日家族で草むしりもした。今では芝を敷いた快適な庭になり、子供たちも庭で採れるブルーベリーやきんかん・ビワなどをおやつにして楽しんでいる。神奈川では光化学スモッグ警報で外に出られない日もあったが、唐津では全く心配いらない。唐津を元気にしたいという方々の紹介やご縁も頂けるようになった。商工会に入り青年部の仲間ができ、飲み会に参加したりと人脈も増えてきた。奥さんも学校PTAなどに積極的に参加し、次女は少年消防に入って地元のために頑張り、兄弟姉妹は友達と自然の中で生き生きと遊んでいる。

 

これからの夢や目標

今は夏の季節を中心とした仕事になっているが、もっと1年を通して遊べるようなアウトドアツアーの仕組みを作りたい。関東や関西のお客さんが多いので、佐賀の良さを知ってもらって広めて欲しい。未開拓の素敵な遊び場がまだまだたくさんあるから、時間はかかるかもしれないけれど人が自然と集まる場所にしていきたい。子供たちもいずれ都会に出てしまうかもしれないが、「唐津で暮らせて良かった」と思えるような体験をたくさんしてほしい。

 

移住をされる方へアドバイス

 全国的に移住に対する取り組みはぐんと進んできたと感じる。都会でそれなりに仕事が出来ている人は、田舎では仕事を作りやすいし、そうでなくても人手不足の今、求められる場は必ずある。仕事も複数持つといい。先ずはやってみたいことはやってみる。それから何が自分に合っているか、フレキシブルに考えてみてもいいのでは。田舎は暮らしにくいと言う方もいるが、不便を楽しめるゆとりがあるのも田舎ならでは。ほんのちょっと見方を変えてみると仕事も暮らしも幅が広がる。

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