みんなに届け!愛情たっぷりのおいしいアスパラ♪

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2020.06.30UP

 

 

増永 和子 さん

  • 福岡圏から基山町へIターン
  • 移住時期:2002年
  • 現在の仕事:アスパラ農家兼カフェ「空とたね」オーナー

 

移住したきっかけ

 

福岡県の普及指導センターに普及指導員として勤めていたが、久留米市に転勤になり、ちょうどその頃、子育て真っ最中だったこともあり、通勤にも保育園にも便利な場所を探す必要が出てきた。

仕事も大事だが、やはり子どもにはのびのびとした自然豊かな環境を与えたいと、保育園探しをしていたところ、基山にとても個性的で面白い保育園を発見した。上の娘の時は空きがなく入れなかったが、下の娘の時にはちょうど2人空きがあり、同じ基山の保育園に入園することができた。当初は基山町中心部の広い借家に住んでいたが、縁あって現在の古民家を見つけることができ、PTA仲間の大工さんの力を借りながら2年の歳月を費やし、以前から憧れていた「自然に囲まれた暮らし」を手に入れた。

 

アスパラ農家をはじめたきっかけ

 

実はアスパラ農家になってわずか4年。自分自身の病気で仕事を辞めることが決まった時、地域のアスパラ農家の方が亡くなられ困っていると知り、「私に何かできることはないか?不安もあるけれどやってみよう」と思い切ってチャレンジすることにした。ただ普及指導員として知識は持っていたが、実際やってみると違っていた。思い悩むこともあったが、JAやアスパラ部会の皆さんが親身になって助けてくれた。アスパラの師匠の後押しも大きかった。今では部会の皆さんとの絆も深まり、みんなで年に1回「手作りの焼き肉のたれ」や「みそ」を作り、カフェメニューにも活用している。

 

 

カフェをはじめたきっかけ

2019年にカフェ「空とたね」をオープンし、毎週金・土(11:30~17:00)のみ営業している。元々オリジナル料理を考えるのが好きだった。農業を始めた1~2年は出荷できない規格外のアスパラを毎日配り回っていた。廃棄するのがもったいなく、どうにかできないかと考えカフェを開くことになった。料理にも活用できるうえ、規格外のアスパラもお客さんには「新鮮でおいしい!」と評判も良い。仲間たちの農作物もカフェで販売していて大人気だ。

 

カフェの自慢の味は?アピールポイントは?

やはり自分で作っているアスパラ料理。アスパラは太くて硬いものでも皮をむいてゆでると、ビックリするくらいに甘くておいしいのでスープにしている。またランチで提供しているパンは、娘の保育園仲間の方が、旬のお野菜を練りこみ作ってくれている。何が練りこまれるかは旬や日によって変わる。ランチについている「選べるお菓子」では、東北地方で有名なクルミ柚餅子(ゆべし)などを手作りしており、ほかのお菓子は仲間が作ってくれている。お茶は器にもこだわっていて佐賀県の肥前吉田焼を使用している。また、お茶の飲み比べもできる。カフェでは、心を込めた優しい味付けの家庭の味を楽しめる。店内も古民家風なので、ほっとできる空間となっている。

これからの夢や目標

アスパラの収穫も軌道に乗ってきたため、今後は6次化商品の開発などに取り組んでいきたい。今考えているのは「アスパラのみそ漬け」。どんな商品が出来上がるかを考えるだけでワクワクする。皆さんに喜んでもらえるおいしい商品を作って、皆さんの喜ぶ顔が見たい。もちろんカフェのメニューとしても提供したい。

(6次産業化とは)

1次産業としての農林漁業と、2次産業としての製造業、3次産業としての小売業等の事業との総合的かつ一体的な推進を図り、農山漁村の豊かな地域資源を活用した新たな付価値を生み出す取組。(農林水産省HPより)

 

 

移住される方へアドバイス

地域に溶け込む努力も必要。田舎は長年のしきたりや隣組、川掃除や祭りなどの町の行事への参加や積立金などもある。それを受け入れる覚悟も必要。でも、頑張っていたら周りのみんなに認めてもらえ、本当に親身になって助けてくれる。農業に関しても一人でやれることには限度があるため、自分から輪に飛び込み、仲間を増やすことが大切だ。

インタビューを終えて

移住したての頃は、まだ保育園に通っていた娘さんたちも、今では立派な社会人となられた。その成長とともに、増永さんご自身の夢も大きく成長し、現在はカフェを経営され、今後は6次化商品の開発に乗り出されるとのこと。今後も増永さんの活躍から目が離せない。

 

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